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♡♡年下Lovers
第1章 ONE
「どちらまで」
「松田さん、家どこ?」
「…やですっ、帰りたくない……」
松田さんは拗ねたように口を尖らせて、俺の腕に絡みついてきた。腕が胸に当たって柔らかい感触が伝わり俺は一気に心拍数が上がったと思う。ほんと、酔っ払いってやだ…
「…T町の○○までお願いします……」
タクシーが走っている間に、松田さんは寝ていた。酔っ払いでもやっぱり松田さんは松田さんで、寝顔が可愛い。
「…家、連れてきたのまずかったかも…」
松田さんは急ブレーキなどの車の振動も何ともないようで俺の家に着くまで起きなかった。