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衆人環視に濡れる姫刑事
第3章 容疑者宅
そんな三人の言い合いはもはや日課となっており、同じチームの山辺と川崎は気にも止めず、お茶をすすりながら姫子からの指示を待っている。
とりあえず、その男が住むというアパートに行ってみることになったが、誰と誰が行くかでまた揉める。
「俺と西大路でいいだろう」
「すみません、自分は聴き込みが…」
「チッ、じゃあ川崎…」
「僕は西大路と同行しますから」
「ふざけんな、あとは誰もいねぇじゃねぇか!!」
山辺は頭数に入っていなくても気にならないらしく、相変わらずのんびりと茶をすすっていた。
とりあえず、その男が住むというアパートに行ってみることになったが、誰と誰が行くかでまた揉める。
「俺と西大路でいいだろう」
「すみません、自分は聴き込みが…」
「チッ、じゃあ川崎…」
「僕は西大路と同行しますから」
「ふざけんな、あとは誰もいねぇじゃねぇか!!」
山辺は頭数に入っていなくても気にならないらしく、相変わらずのんびりと茶をすすっていた。