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魅惑的な指先
第2章 謎の紳士

男性が言っているのは、多分、私のはだけたシャツの事なんだろう。


いつ気付いたのだろうか?

下車時に見えたから?
それとも…
終始見られていた?


もし後者なら恥ずかしいことこの上ない。


顔を赤らめながら目を泳がせていると、その男性は
「失礼するね?」
と言った後、私の首に腕を通して手にしていたハンカチをシャツの上から丁寧に巻き付けた。



スカーフではないにしても、それはブランド物の大判なハンカチ。

スカーフと言っても違和感のないそれが、私の怯えていた心が穏やかにさせていく。



「大した物ではないから、良ければ貰って下さい。
とりあえず、これで隠せると思いますよ。」



そう言った男性は、穏やかな笑顔を浮かべながら
私の胸元から手を離す。


その腕には、金色の腕時計が煌めいていていた…。



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