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魅惑的な指先
第2章 謎の紳士

***
ハンカチを胸元に巻いてくれた男性のおかげと言うべきか…私は遅刻する事もなかったし、会議では自分のペースを保ったまま無事終わらせる事が出来た。
胸元に巻かれたそのハンカチに指を添えながら、あの男性に感謝の気持ちを胸に抱く。
それにしても、あの男性はどんな仕事をしているのだろう?
ブランド物の高価な腕時計を手首に巻いて。
ラメ入りのスーツを身に纏って。
過去に一度、友人に連れられてホストクラブに行った事があったけれど、それとも違う雰囲気だった…。
格好と雰囲気がちぐはぐな男性。
サラサラとした髪が、爽やかなイメージを感じさせたからなのかもしれない。
でも、もしかしたら…
本当は夜の職業で、女性の家から朝帰り…
…だったのかもしれない。
ハンカチを胸元に巻いてくれた男性のおかげと言うべきか…私は遅刻する事もなかったし、会議では自分のペースを保ったまま無事終わらせる事が出来た。
胸元に巻かれたそのハンカチに指を添えながら、あの男性に感謝の気持ちを胸に抱く。
それにしても、あの男性はどんな仕事をしているのだろう?
ブランド物の高価な腕時計を手首に巻いて。
ラメ入りのスーツを身に纏って。
過去に一度、友人に連れられてホストクラブに行った事があったけれど、それとも違う雰囲気だった…。
格好と雰囲気がちぐはぐな男性。
サラサラとした髪が、爽やかなイメージを感じさせたからなのかもしれない。
でも、もしかしたら…
本当は夜の職業で、女性の家から朝帰り…
…だったのかもしれない。

