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魅惑的な指先
第2章 謎の紳士
***


ふと腕時計を見下ろせば、その短針は8を示していた。

明日のプレゼンの資料は揃っているし、そろそろ帰らなければと荷物整理を始める。


あまり遅くなってしまうと、厄介だ。


朝の通勤ラッシュとは違って、乗客は少ない。
けれど、夜だからなのか痴漢行為は陰湿な物が多いんだと、身をもって知っていたからだった。


朝は、ふくの上から触られる程度。
それが夜になると…


人が少ない事をいいことに、躊躇なく下着の内側に手を滑り込ませる。



逃げるようにして別の車両に移動すれば、ゆっくりとじわじわ追い掛けてきて…。


下手に人の少ない駅に下車しようものなら…
きっと、闇に紛れて犯されてしまうだろう。


私が経験したのが痴漢だけというのは、不幸中の幸いだったのかもしれない。







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