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調教
第2章 壱
放課後、東城は生徒会室で本を読んでいた。
放課後になると毎日ここで本を読むのが習慣である。
その時、扉が開いた。
顔を上げるとそこには鬼島が立っているではないか。
東城は若干警戒しながら尋ねた。
「何かよう?」
「……決まってるだろぉが、仕返しに来たんだよ」
歩み寄ってくる鬼島。
東城はそれを制止させようと声をあげた。
「止まりなさい鬼島」
「気安く呼ぶんじゃねぇよ……」
鬼島が手を出してきた瞬間、東城はその手を払い除け、鳩尾目掛けパンチを放った。
「!?」
「俺も喧嘩には負けた試しがねぇんだ。昨日はお前をナメてたからビンタもらっちまったが、こんなの造作もねぇよ」
東城の右腕は掴まれてしまっていた。
次は蹴りを繰り出そうとしたが、机に押さえ込まれてしまった。
もう片方の腕もなかった掴まれて完全に動きを封じられた東城は、鬼島を睨み付ける。
「ふん、睨む事しかできないか? ……にしても」
鬼島は押さえ付けたまま東城の体をじろじろと見始めた。
「いい体してんじゃねぇか」
放課後になると毎日ここで本を読むのが習慣である。
その時、扉が開いた。
顔を上げるとそこには鬼島が立っているではないか。
東城は若干警戒しながら尋ねた。
「何かよう?」
「……決まってるだろぉが、仕返しに来たんだよ」
歩み寄ってくる鬼島。
東城はそれを制止させようと声をあげた。
「止まりなさい鬼島」
「気安く呼ぶんじゃねぇよ……」
鬼島が手を出してきた瞬間、東城はその手を払い除け、鳩尾目掛けパンチを放った。
「!?」
「俺も喧嘩には負けた試しがねぇんだ。昨日はお前をナメてたからビンタもらっちまったが、こんなの造作もねぇよ」
東城の右腕は掴まれてしまっていた。
次は蹴りを繰り出そうとしたが、机に押さえ込まれてしまった。
もう片方の腕もなかった掴まれて完全に動きを封じられた東城は、鬼島を睨み付ける。
「ふん、睨む事しかできないか? ……にしても」
鬼島は押さえ付けたまま東城の体をじろじろと見始めた。
「いい体してんじゃねぇか」