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狂人、淫獣を作る
第3章 飼育
 後藤は自分の肉棒を取り出す。
 天井に向かって力強くそそり立ち、獲物を容赦なく仕とめようとする肉の槍はグロテスクなまでに膨張し、血管を浮かせ、先端はひときわ張り詰め、てかりを帯びて、ため込んだほとばしりの吐き出し先を渇望しているかのようにヒクッ、ヒクッと動いている。
 後藤は肉棒の先端を、リナの桃色の肛門にあてがった。
 ――ここを犯される感覚を、産まれて初めて刻みこんでやるのはこの俺だ。
 ――リナ、それはお前の人生で一生変わらない。
 身体の中を蠢く黒い渦が暴発を待っている。
 後藤は肉棒を力強くゆっくりとリナの直腸の奥へと突き刺していった。
 「あぐうぅぅぅぅぅ……」
 リナが初めての感覚に苦しそうなうめき声を上げる。
 徐々に慣らしつつ広げていった穴だが、まだまだ固い蕾は肉棒の侵入を必死に拒む。
 それでも漆黒の情欲で張り詰めた亀頭は、容赦なく直腸のひだを蹂躙してその奥をこじ開けていく。
 ――リナ……この日のこの感触を、一生脳に刻みこんでやる。
 ――烙印だ。
 そして後藤は、リナが痛みでうめき続けるのも構わず、力強く数回出し入れしただけで、大量の熱い精液を勢いよくリナの直腸の奥へとぶつけるように放出した。
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