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〝真〟MonsterRaper
第7章 デュラン-番外編
竜馬ヒヒーンの鳴き声に気づいた、デルレイはサッと身を伏せた。
コボルトのデルレイは鼻が利く。すぐ近くに、洞窟の入り口にヒヒーンとボブゴブリン数体が来たことに気付いたが、洞窟は一方通行のような単純な構造、大胆にも正面から逃げることは出来ない。

「ダーベラ様! 調査隊の者達がッ!!」

ダーベラと呼ばれたボブゴブリンに向かって、同じくボブゴブリンの青年が駆け込んできた。

「騒々しいぞ。 調査隊の者達は無事か?」

ダーベラはヒヒーンに跨ったまま、訊ねた。

「息も絶え絶えに…喉を裂かれております!」

「なっ!? …この先に協定を結ぶエルフの集落があるはずだ。 そこに駆け込んで治癒(ヒール)ができる者を呼んで来い! 戦士ではない調査隊の者が死んでしまっては王女様に報告できんぞ!」

「はっ!」

指示を受けた青年はヒヒーンで、ダークエルフの村に向かった。

「他の者は、全力で消火にあたれ」



石田とジャスワントはゴブリンの巣へ向かっていた。この場合はエルフであるジャスワントが森をダッシュした方が早いが、後を追うように石田の後方を着いてきている。



――ダダダダダダッ、ヒヒーン
「ん?」

二人の前にボブゴブリンの青年が現れた。青年の身長は石田と同じくらいであるがボブゴブリンには標準な体格だ。
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