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〝真〟MonsterRaper
第2章 Prologue
――ドサぁッ!!
「きゃぁぁぁ!」
少女の悲鳴、衝撃音とともにミノタウロスの姿は地上から首を残すのみとなった。
「なによコレぇぇぇぇ!?」
かかった瞬間、彼女は罠だと悟ったのだろう。
激しくうごめこうとするが狭い落とし穴がそれを許さない。
勝敗が決した瞬間だった。
「おとなしくしろ。それでも抵抗するなら撃ち殺す!」
ツノがあるミノタウロスに油断はできない。
ミノタウロスの額にガッと銃口を押しつけた。
「ちくしょぉぉぉ!」
俺は彼女のツノを掴んで穴から引きずり出した。
ハルバートを軽く振り回す怪力の持ち主とは思えないほど捕獲した雌の身体は軽かった。
背中に回した彼女の腕と身体をギュギュッと縄で固く縛り上げると山賊が村娘を戦利品として連れていくように肩に担いで天幕まで戻った。
筋肉質な身体でも雌の柔肌は人間の女の子と変わりがなかった。
ツノと脚以外は人間に近いモンスターだと感じた。
雌のミノタウロスは観念したのか?
ずっとしくしく泣いている。
天幕に入ると用意いていたスリーピングマット(テント用の布団)にミノタウロスを荷物のように投げ落とした。
「ぎゃんっ」
雌のモンスターは恐怖でガタガタと身体を震わしている。
逆の立場なら気持ちは痛いほどわかる。
敵の捕虜になったときと感覚はちかいだろうか?
ましてや相手は 若い女の子だ。
「きゃぁぁぁ!」
少女の悲鳴、衝撃音とともにミノタウロスの姿は地上から首を残すのみとなった。
「なによコレぇぇぇぇ!?」
かかった瞬間、彼女は罠だと悟ったのだろう。
激しくうごめこうとするが狭い落とし穴がそれを許さない。
勝敗が決した瞬間だった。
「おとなしくしろ。それでも抵抗するなら撃ち殺す!」
ツノがあるミノタウロスに油断はできない。
ミノタウロスの額にガッと銃口を押しつけた。
「ちくしょぉぉぉ!」
俺は彼女のツノを掴んで穴から引きずり出した。
ハルバートを軽く振り回す怪力の持ち主とは思えないほど捕獲した雌の身体は軽かった。
背中に回した彼女の腕と身体をギュギュッと縄で固く縛り上げると山賊が村娘を戦利品として連れていくように肩に担いで天幕まで戻った。
筋肉質な身体でも雌の柔肌は人間の女の子と変わりがなかった。
ツノと脚以外は人間に近いモンスターだと感じた。
雌のミノタウロスは観念したのか?
ずっとしくしく泣いている。
天幕に入ると用意いていたスリーピングマット(テント用の布団)にミノタウロスを荷物のように投げ落とした。
「ぎゃんっ」
雌のモンスターは恐怖でガタガタと身体を震わしている。
逆の立場なら気持ちは痛いほどわかる。
敵の捕虜になったときと感覚はちかいだろうか?
ましてや相手は 若い女の子だ。