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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
「おい、小僧! やるのか?やんねぇのか?」

ジジイがイライラしたのだろう、声をかけてくる。
ジャスワントとダーベラってのは、複雑な表情で見ているが―‐

「やるよ!」



結局、アルラウネ退治にジャスワントが加わることになった。
ジャスワントは、報酬に関しては大反対である。

ダーベラ達、ボブゴブリン団は王女を取られまいとアルラウネ狩りに早々と出発した。

「その植物モンスターの話は聞いたこともないわね」

博識のジャスワントでも知らないモンスター…
間違いなくBCWということだ。

探していなければ帰るという作戦なので荷物は少ないが、もしアルラウネだとしたら、焼夷手榴弾か氷のアイス弾が有効なのだが…

「あのボブゴブリンどもも退治に向かったんだから急ぐことはない、一旦樹海を出るぞ」

家とは俺の本当の家である。
弾薬を確保せねば、

「…そんなこと言ったら私はどうするのよ!? 亜人は人間界に行ったら害獣扱いよ」

「樹海の外にハンター用の駐車場に俺の車があるから、そこで俺の服を着て帽子を被ればバレないよ」

「―-!?--私も着いてっていいの?」

「ああ、ちゃんと変装するならギルドに一緒に行っても大丈夫だよ」

思わず、ほろっと涙するジャスワント。

「ニーズヘッグ対策が大丈夫ならだけどな…」

えっちらおっちらと樹海を抜け、セーフティゾーンも無事に過ぎて車に乗り込んだ。
駐車用には多くのSUV車がある。
ハンターだけではない、ポーチャーと呼ばれる密猟者も来ているのだろう。
すぐに、積んである服をジャスワントに渡し、麦わら帽子を渡してエルフであることを偽装した。
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