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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
俺はデルピューネに中の様子を訊いた。
「う~~ん、ゴブリン達はかなり苦戦しているわ……敵は三人、植物と狼と……赤いイモリ…」
最悪だ…
BCWが三体、
アルラウネとサラマンダー…
「狼は何色だ?」
「黒よ」
オルトロスか…
自爆用の狼型BCWフェンリルではないようだな。
「よし、俺はこのまま突入するから君はここで待て」
リュックをおろし、ポーチにマガジンを詰め込んだ。
ライフルの下部にあるレイルにはグレネードランチャーを装着し、銃口部にはメタルエッジを着剣した。
U2ライフルのポテンシャルを最大に発揮したパーフェクトユーティリティライフルの完成だ。
重いが、小銃としての火力は申し分ない。
連射もできるし、グレネードも撃てるし、接近戦で敵を突き刺すこともできる。
スコープにはスナイパーセンサーが搭載され命中率は激高なのだ。
「ガチャガチャと大したものね…私も戦うわ」
「いや、君はここで待っていてほしい」
彼女の魔眼の威力は身をもって体験しているが、今回の相手は神経がない。
BCWに小細工は通じないからだ。
「死ぬわよ! 絶対勝てないわ!」
「この依頼から逃げるわけにはいかない」
「何でよ!?」
「漢気としか言えん。ここでじっとしているんだ」
デルピューネに言い聞かせて、行動を開始した。
建物入り口は開いていない。
ドアを開けた―‐
「う~~ん、ゴブリン達はかなり苦戦しているわ……敵は三人、植物と狼と……赤いイモリ…」
最悪だ…
BCWが三体、
アルラウネとサラマンダー…
「狼は何色だ?」
「黒よ」
オルトロスか…
自爆用の狼型BCWフェンリルではないようだな。
「よし、俺はこのまま突入するから君はここで待て」
リュックをおろし、ポーチにマガジンを詰め込んだ。
ライフルの下部にあるレイルにはグレネードランチャーを装着し、銃口部にはメタルエッジを着剣した。
U2ライフルのポテンシャルを最大に発揮したパーフェクトユーティリティライフルの完成だ。
重いが、小銃としての火力は申し分ない。
連射もできるし、グレネードも撃てるし、接近戦で敵を突き刺すこともできる。
スコープにはスナイパーセンサーが搭載され命中率は激高なのだ。
「ガチャガチャと大したものね…私も戦うわ」
「いや、君はここで待っていてほしい」
彼女の魔眼の威力は身をもって体験しているが、今回の相手は神経がない。
BCWに小細工は通じないからだ。
「死ぬわよ! 絶対勝てないわ!」
「この依頼から逃げるわけにはいかない」
「何でよ!?」
「漢気としか言えん。ここでじっとしているんだ」
デルピューネに言い聞かせて、行動を開始した。
建物入り口は開いていない。
ドアを開けた―‐