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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
アルラウネはもともと閃光手榴弾が効かない。

俺は距離があったため、何とか難を逃れたがやや視界が塞がれた。
咄嗟に物陰に飛び込んだ。

土手山たちだった。
ポーチャーと思われる男が三人、悪魔が三人。
悪魔の二人は、エンプーサとアルカード。
もう一人は見たことがないが妖艶な女だった。
翼が他の二人と違いやや大きくコウモリと鳥の中間のような翼である。
恐らく…上位の悪魔なのだろうか?

「よし、アルラウネを回収するぞ。 ゴブリンは全員殺せ…」

土手山が指示をするのだが、デルピューネに気づくと…

「コイツは捕獲だ…ラミアは高額だからな」

―‐!!
弾倉をボルト弾を詰め込んだ弾倉に交換し、物陰から土手山たちに向かって連射した。

ダダダーッ
悪魔たちは飛び、人間の二人はダーベラ達の体を起こし盾にした。
土手山は何か盾のようなモノでガードしていた。

「ちっ! あの野郎か…」

「土手山! アルラウネが逃げるぞ!」

「美野里川! チェイサー弾でマーキングだ」

土手山は俺の存在に気付いたようだ。
そして、狙撃銃を持つ仲間にアルラウネの位置を把握するため、GPS機能のある追跡弾を撃ち込ませた。

「よし、陸軍モドキを相手にしている暇はない、引くぞ」

アルラウネは、建物の窓を破って外に逃げ出した。
タコのような軽やかな動きだった。

奴らが外へ出ていくのだが――-



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