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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
戦士はダーベラとは別に三人。

何度も話した青年はクローター。
ヒヒーンと呼ばれる馬の使い手だという。

細身の男はアズダール。
白エルフが父親のハーフだという。
多少だが火の精霊魔法が使えるらしい。

大柄な男はキルラム。
なんと父親は鬼だ。
一見、オークのような筋肉質だからオーガとかトロルかと思ったほどだ。

他のボブゴブリンは既にアルラウネとの戦いで戦死しているという。

「しかし、密猟者は銃や爆弾で攻撃してくるし、連れの悪魔は暗黒魔法を使ってくる…そうとうに厄介な相手ですね」

そう言うのはクローターだ。

「それに得体のしれない魔獣だ」

アズダールが続けた。

BCWと自衛隊の関係は伏せておいた。
これ以上人間に対して不審を感じさせたくはない。

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