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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
―‐パシャッ
天幕内に王女様が入ってきた。
今回は連れの者はいないようだ。
「ズメディ様」
「お嬢様!」
お嬢様と呼んだのはクローターだ。
「皆、聞いてくれ。
……ダーベラ、もう戦うのは止めて別の種族の指揮下に入って暮らさないか?」
王女は悲しそうな表情で言いだした。
「外で聞いていた…相手は殺戮マシンなのだそうだな?
火力がなければ勝てない相手にこれ以上、戦っても犠牲を増やすだけだ…」
「何を仰るかと思えば…エルフたちと共存の件ですな。
ドラゴンを倒すにも犠牲が出ますぞ。それに…あと一押しなのです」
天幕内に王女様が入ってきた。
今回は連れの者はいないようだ。
「ズメディ様」
「お嬢様!」
お嬢様と呼んだのはクローターだ。
「皆、聞いてくれ。
……ダーベラ、もう戦うのは止めて別の種族の指揮下に入って暮らさないか?」
王女は悲しそうな表情で言いだした。
「外で聞いていた…相手は殺戮マシンなのだそうだな?
火力がなければ勝てない相手にこれ以上、戦っても犠牲を増やすだけだ…」
「何を仰るかと思えば…エルフたちと共存の件ですな。
ドラゴンを倒すにも犠牲が出ますぞ。それに…あと一押しなのです」