この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる

偽装された大型の天幕の周辺には罠が多く仕掛けられている。
地雷やセンサー型爆弾だ。
近付くモンスターや亜人が、地雷を踏めば戦闘不能になる。
死なない爆撃で充分、敵を殺すことができる。
「土手山…アルラウネの位置は?」
天幕内には最新鋭の武装をした密猟者が三人。
そして翼をもつ悪魔が三体。
そして荒縄に拘束された雌モンスターのデルピューネが一体。
「ああ、GPSが示す位置は……ユグドラシルの大木…に近いな、危険地域だ…」
「厄介だな…モンスターも多ければ、ドラゴンの出没地帯ってわけだ」
「ワイバーン(翼竜)もドラゴンなのか?」
「ねぇこの蛇女はどうするの?」
エンプーサは、作戦会議をする男たちに発した。
「ラミアは陸軍モドキの連れだ。
あの色男はエルフだけでなく、ラミアにまで手を出しているとはな。
あいつは絶対コイツを助けに来る…来なければ売り飛ばせばいい」
「何に使うの…また人質?」
「こいつに時限爆弾を噛ませて、奴が助けたところをドカーンっ…って作戦だ」
土手山はジェスチャー入りで説明した。
そして、手榴弾型の時限爆弾を皆に見せた。
「それじゃあ、メタルの剣はどうするんだ?」
「ふふふ、戦闘不能だよ…体の四分の一は破損するがな」
わからないのか?とばかりに二人の密猟者に土手山が答えた。
「…ぐぐっ」
デルピューネは目隠しと猿轡(さるぐつわ)をされて声を発することは出来ない。
彼女の能力を警戒した拘束方法だった。
地雷やセンサー型爆弾だ。
近付くモンスターや亜人が、地雷を踏めば戦闘不能になる。
死なない爆撃で充分、敵を殺すことができる。
「土手山…アルラウネの位置は?」
天幕内には最新鋭の武装をした密猟者が三人。
そして翼をもつ悪魔が三体。
そして荒縄に拘束された雌モンスターのデルピューネが一体。
「ああ、GPSが示す位置は……ユグドラシルの大木…に近いな、危険地域だ…」
「厄介だな…モンスターも多ければ、ドラゴンの出没地帯ってわけだ」
「ワイバーン(翼竜)もドラゴンなのか?」
「ねぇこの蛇女はどうするの?」
エンプーサは、作戦会議をする男たちに発した。
「ラミアは陸軍モドキの連れだ。
あの色男はエルフだけでなく、ラミアにまで手を出しているとはな。
あいつは絶対コイツを助けに来る…来なければ売り飛ばせばいい」
「何に使うの…また人質?」
「こいつに時限爆弾を噛ませて、奴が助けたところをドカーンっ…って作戦だ」
土手山はジェスチャー入りで説明した。
そして、手榴弾型の時限爆弾を皆に見せた。
「それじゃあ、メタルの剣はどうするんだ?」
「ふふふ、戦闘不能だよ…体の四分の一は破損するがな」
わからないのか?とばかりに二人の密猟者に土手山が答えた。
「…ぐぐっ」
デルピューネは目隠しと猿轡(さるぐつわ)をされて声を発することは出来ない。
彼女の能力を警戒した拘束方法だった。

