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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
偽装された大型の天幕の周辺には罠が多く仕掛けられている。
地雷やセンサー型爆弾だ。
近付くモンスターや亜人が、地雷を踏めば戦闘不能になる。

死なない爆撃で充分、敵を殺すことができる。

「土手山…アルラウネの位置は?」

天幕内には最新鋭の武装をした密猟者が三人。
そして翼をもつ悪魔が三体。
そして荒縄に拘束された雌モンスターのデルピューネが一体。

「ああ、GPSが示す位置は……ユグドラシルの大木…に近いな、危険地域だ…」

「厄介だな…モンスターも多ければ、ドラゴンの出没地帯ってわけだ」

「ワイバーン(翼竜)もドラゴンなのか?」


「ねぇこの蛇女はどうするの?」

エンプーサは、作戦会議をする男たちに発した。

「ラミアは陸軍モドキの連れだ。
あの色男はエルフだけでなく、ラミアにまで手を出しているとはな。
あいつは絶対コイツを助けに来る…来なければ売り飛ばせばいい」

「何に使うの…また人質?」

「こいつに時限爆弾を噛ませて、奴が助けたところをドカーンっ…って作戦だ」

土手山はジェスチャー入りで説明した。
そして、手榴弾型の時限爆弾を皆に見せた。

「それじゃあ、メタルの剣はどうするんだ?」

「ふふふ、戦闘不能だよ…体の四分の一は破損するがな」

わからないのか?とばかりに二人の密猟者に土手山が答えた。

「…ぐぐっ」

デルピューネは目隠しと猿轡(さるぐつわ)をされて声を発することは出来ない。
彼女の能力を警戒した拘束方法だった。


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