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〝真〟MonsterRaper
第3章 疾風の天使
川に到着すると体をギリースーツ(ポンキッキの緑色ムックになる迷彩服)と草木で偽装し、近くに潜伏した。

三国志では司馬懿仲達が馬謖をこの戦法で圧勝し、名軍師である諸葛亮公明は「泣いて馬謖を斬る」こととなった。

狩りに軍隊技を導入するのは如何なものかと思うが…。

地面にはスナイパーシューティングマットを敷いてうつ伏せで射撃姿勢をとった。
大地に吸われる体温の低下や地上からの虫による被害から守るためにマットがあったほうが効率がいい。

一度も遭遇したことのないモンスターと相まみえる瞬間は、胃が痛くなるような緊張感がこみ上げる。
どんな情報を得ようとも、戦わなければ何が起こるかわからない。
翼か、爪か、どの部分で使って襲いかかってくるのか。
モンスターの特別能力などは、想像もできない。

そうこう考えているうちに、頭上から翼が風を斬る音が聞こえる。

天使…!?
ハーピーだ!

太陽の光で輝く美しい白い翼を羽ばたかせ、湖に降り立ち、そのモンスターはパシャパシャと水浴びを始めた。

まるでタイツ風のブーツを履いたように脛から下は鷲を思わせる脚と鋭利な爪。
上腕二頭筋から下が鳥と表現するのが失礼なくらい美しく大きな翼になっている。
広げた姿は、まさに巨躯。

中心部は人間だが、耳はなく、その代り耳を模したような耳羽がついている。
白い肌にアスリートのようなきゅっと引き締まった腹筋。
細い鎖骨だが、胸部には豊満な張りのある乳房とコスモスピンクのひとひらだけが咲いたような乳首が若い雌であることを象徴した。
肉づきのいい太腿も陰毛のないワレメも大胆にそのまま露出している。
お尻は尾羽がある構造上、残念ながら見えない。

魅力的な雌の身体の彼女だが、顔にはまだあどけなさがある。
女子高生を思わせる茶髪のミディアムボブで黒目がちな瞳。
きりっと結ばれた唇やするどい顎のラインは勝気な性格を思わせた。

人間の男はハーピーに魅了され、捕食されると言うが本当の話で間違いないだろう。

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