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〝真〟MonsterRaper
第5章 英雄の条件
「…貴様、この位置でわかるのか?」
デルレイに聞いた。
ジャスワントも気づいたようだが、俺には全くわからない。
「先客です。石田さん、リザードマンがサソリと戦ってます…ですが…」
「俺は突っ込むから、お前らは救助しろ」
「リザードマンは、モンスターよ!」
「人間に取っては亜人だ。価値がないからモンスターと認定しない声もあるがな」
2人は正面で距離をとっている。
俺は一定の距離を保ったまま回り込むように移動した。
銃線、間合いに入ると俺は直角に曲がり一気にサソリめがけて走り出した。
確かに外見は巨大なサソリ。
だが、違う…明らかに保護色ではない。
淡い青に灰色は基地や空母の洋上迷彩である。
体中を硬い甲殻に覆われ、節々は鋭角な線を描く。
BCWのオリオンキラーだ。
デルレイに聞いた。
ジャスワントも気づいたようだが、俺には全くわからない。
「先客です。石田さん、リザードマンがサソリと戦ってます…ですが…」
「俺は突っ込むから、お前らは救助しろ」
「リザードマンは、モンスターよ!」
「人間に取っては亜人だ。価値がないからモンスターと認定しない声もあるがな」
2人は正面で距離をとっている。
俺は一定の距離を保ったまま回り込むように移動した。
銃線、間合いに入ると俺は直角に曲がり一気にサソリめがけて走り出した。
確かに外見は巨大なサソリ。
だが、違う…明らかに保護色ではない。
淡い青に灰色は基地や空母の洋上迷彩である。
体中を硬い甲殻に覆われ、節々は鋭角な線を描く。
BCWのオリオンキラーだ。