この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
〝真〟MonsterRaper
第6章 地を這う女神
「ジャスワント!」

いかにもビクッとして彼女は立ち止まり、こちらを向いた。

「何よ?」

「この村で小屋を建てるとしたら金はどのぐらいだ?」

「100万もあれば、立派なのが立つわ」

「100万の仕事を探してくれ」

「エルフの世界で100万は厳しいわ。ギルドの仕事のほうがいいんじゃなくて?」

「ここで俺の傭兵事務所を旗揚げしようと思ってな」

「う~ん。とにかく大衆食堂で依頼を探してみましょう。あとテナントじゃダメなの?」

「テナントがあるのか?」

「…私はもう一軒、家を持ってるわ」

「すばらしい!その家を借りようじゃないか」

「ふふふ、戦士の仕事を請け負う傭兵とは面白いわね。あなたの銃も治せるかもだから加治屋さんにも連れてったげる」

俺は結局、家に帰らず、ジャスワントと彼女のテナントに向かった。



---って
結局は天幕なのか…。
テナントで荷物をおろし、銃を持って次は鍛冶屋へと向かう。


鍛冶屋は、村の武具の製造を一手に引き受けている場所だった。
飛龍の強固な鱗、甲殻、特殊な鉱石類。
ビックリしたのは従業員の人数の多さと客の数…親方がドワーフだった。

「ジャスワント!こんな腐れ外道の人間なんて連れてきやがって!」

「客に対する態度がなてないな!いつの時代の短足だ?」

「まぁまぁ、この方は傭兵のハイザック石田よ。彼の銃を整備してほしいの」

「銃だと?そんなもんに頼って戦う野郎の為の時間はないわっ」

「できない時の言い訳は達者だなヒゲ爺!我慢できねぇ!みんなぶち殺してやる!!」

「よう、ジャスワント。例の物はできたぜ」

親方の弟子の1人が声をかけてくる。
ジャスワントは何か注文していたのだろうか?

引き締まった肉体。
エルフにしては珍しい筋肉質の若い男だった。

俺は、目を奪われた…その男の持ってきた剣にだ。

/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ