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4+1 刺激的な存在
第8章 4人
「それは…。好きだからだよ!!」


「そっか…。俺は彼女として、付き合えない。
 好きじゃない。」

素っ気なく返す。

「最低ー!」

ーバチンッー

「…ってー。」

「さようなら!」

そんな、姿を見られのが彼女だ。

「お邪魔でしたか…?」
客として店にきた彼女だった。

「何?!あんたも、この男の女?!あたしがフられたから、敵が減ってよかったわね!こんな男あんたにくるてやるわよ!」

ーバタンっ!ー

「…………。」

「マスター?頬大丈夫…?冷やしましょう!」

店の裏に入って氷に浸したおしぼりを絞っている。
彼女は、自分が酷いことを言われたのに、俺の心配をしてくれる。

「はい!おしぼりです!」

急いで俺の頬にあててくれる。

「ごめんなー。こんなみっともない姿見せちゃって…。
 それに、あんな酷いこと言われて…。」

自分でも情けなくなる。

「大丈夫です!それより、しっかり冷やしましょう!」

彼女は、自分より他人を気遣える人なんだ。

「結構赤くなっちゃいましたね…。
 痛くないです?」

俺もまだ、やり直せるかな?
しっかりとした、大人として。
年下の彼女をお手本に、相手の気持ちを考えた男になろうと決めた。

「…ん。大丈夫だ。
 せっかく来てもらったのに…。ごめんな。
 何飲む?」

「いいですよ!私は!」

「ちょっと、お願いがあるんだけど、店の開店してる明灯り消してくれるか?」

「はい!」

彼女の元気な姿は俺も元気になる。
こんな人のそばにずっといれたら…。そう考えてしまった。
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