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4+1 刺激的な存在
第10章 先生って大変
「もしもし!晃聖?!」

私は、急いで連絡する。

『あれ?どーしたの?珍しい。もう家?』

「まだ、帰ってないけど…あのね!話したいことが!」 

『今、ちょっと忙しいんだよね…。かけなおすよ。』

うまく話が進まずもどかしい。
私は、ソワソワして落ち着かない。
准教授との話を思い出してしまった。

(やっぱりそういうこと…あるんだ。)

時間が経つのが遅く感じる。

私は、少し落ちこんでしまう。
とても、複雑な気持ちだ。

ーブーッ!ブーッ!ー

「!!!!もしもし!」

『ごめんな…!大学の先生のことで…ちょっと…。
 んで、どーした?』

大学の先生。
あの准教授のことなのかと思ってしまう。
私の心はザワザワする。

「あ…ううん。もう大丈夫だった…。
 ごめんね!忙しいのにっ!」

『ん?本当に?俺は騙されないよ?』

私のことは騙すのに?
そんなこと言えなかった。

好きって言ってくれたことも嘘だったのかな。
私の心が晃聖に傾いていたものが、振り出しに戻った。

「本当に大丈夫!わざわざ、アリガトウ!」

『変だぞ。今日は…。』

ーツーッツーッー

私は、思わず通話終了ボタンを押していた。

「やっぱり、恋愛ってうまくいかないなぁ…。」

そうだ、心理学者だから気持ちを操るのも簡単だよね。
明日、晃聖はどんな顔してゆうこさんと会うのかな。
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