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4+1 刺激的な存在
第11章 安心

少し微笑む彼。
心が温かくなる私。

「先輩。俺じゃダメ?俺は、もう先輩のこと悲しませたりしないよ。
 同じことはしない。」

「和樹…。今は…。」

「うん。大丈夫。すぐにとは、言わないからさ。」

車を走らせるのをやめた。

「先輩。ちょっと、車降りよう!」

「少し寒いね!」

そう言いながら少し歩く2人。

ーふわっー

「俺のジャケットはおって。」

「和樹…。なにここ…凄くキレイ!」

「夜景の穴場スポットだよ。」

「本当にキラキラしててきれいー!!」

街中のキラキラとした光が輝いている。
周りが暗いぶん、光がキレイに見える。

「やっと、先輩笑ってくれた。」

「え…。」

「悲しい顔してたから。笑って欲しかったんだ。」

和樹の表情にドキッとするが、目をそらしてしまう。

「先輩…。おいで?」

和樹の腕に包まれる。
操られているように、身体が和樹を求める。

「…っ…。」

「今日は、素直だね。シャンプーのいい匂い…。」

和樹は、そっと私の頭を撫でる。

「和樹…。都合のいい女でゴメンナサイ。」

「なんのこと?俺を必要としてくれるなら、それでいいよ。」

穏やかな話し方だ。
和樹と2人で家に帰る。

やはり、和樹の家は殺風景だ。

「和樹あんまり家に帰ってこないの?」

「うーん…一週間に2、3回かな。」

「忙しいんだね。大丈夫?」
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