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4+1 刺激的な存在
第11章 安心
「頑張れるから。大丈夫だよ。」

「ん…。」 

ーちゅっー

「先輩…。」

「んんっ!…っはぁ…。」 

啄むようなキスをするかと思うと深いキスをされる。

「先輩…熱い…。大丈夫?熱?」

おでこに手をおかれる。
私は、キスのせいでポーッとしているのか、熱なのかわからない。

「ベッドによこになって。
 ちょっと、熱測ろう。寒くなってくるかもしれないね。」

和樹の匂いがする布団にくるまる。
すぐに悪寒がして、ガタガタする。

ーピピッー

「38.0℃…。病院行こう!」

「和樹…や…寒くて、動けないから…ごめんなさい…。」

ーふわっー

「大丈夫だよ。俺が抱っこしていくから。
 少し辛いけど、我慢してね。」

車をはしらせてくれる和樹。
彼の横顔は真剣そのものだった。

診察を終えると、特に風邪症状はなく、おそらく知恵熱だろう…という診断だった。

点滴をしてもらい、少し回復してきた。

「先輩。大丈夫?少し回復良くなった?」

「和樹ゴメンナサイ…ありがとう…。」

「熱でるまで何考えてたの…?」

心配そうな彼の表情。

「和樹…明日も、早いんだよね…今日は、帰って休んだ方が…。」

「先輩を置いて帰れるかよ…。俺は、大丈夫だよ。」

私は、点滴が終わり次第帰宅することになった。
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