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4+1 刺激的な存在
第11章 安心
体調は、回復し仕事に専念できた。

仕事をした方が体調がよくなるなんて、仕事人間って事がよくわかる。


「溜め込んだ分巻き返したい!」

「すげーやる気じゃないか!」

巧先輩に声をかけられる。

「はい!少しやる気が!」

「よろしく頼んだ!」

先輩も忙しいようで、最近あまり話していない。

私は、晃聖に悩んだことを仕事にぶつけるかのように、取り組んだ。


私は、仕事がはかどったため、フレックスになり帰宅することにした。


「和樹にご飯作ってあげようっかな…。」

食材を調達して和樹のマンションへ向かう。

「晃聖の作った肉じゃが…おいしかったな…。」

私は、それを思い出してしまった。
夕焼けに染まる空を見て、巧先輩と見た夕焼けとまた違う空を見上げる。
こんな時マスターに相談したらなんていうかな。
私を取り巻く男性のことを考えてしまう。
どうするべきか、私に答えを出す日は、そう遠くないと思った。

和樹の部屋に入るなり、夕食の準備にとりかかる。

おすすめのワインのつまみになりそうなメニューを考え、作る。
後はパスタを作れば完成だ。

「早く帰って来て欲しいな…。」

どこか、寂しい気持ちになってしまう。
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