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4+1 刺激的な存在
第12章 一生のお願い
惣祐!助けて!
本当にそう思った。

「お客さん!もう、酒ないみたいですね!
 こんなに、かわいい子たくさんいるんだから、話さなくちゃ!」

客「俺はマスターの恋人がいいなー。」

私は、何を言ったらいいのか分からず、ただ黙っている。


「お客さん。こいつだけは、ダメなんですよ。
 本当に大切な人なんで。お客さんにも、こういう存在の人をここで見つけて欲しいですね。」

私を客から離し抱き寄せられ、私は、安心感を得る。
惣祐のまっすぐな思いが私にも伝わってきて、胸の奥がキュッと締め付けられる。

その客は、チッと舌打ちをして店を出て行ってしまった。

「惣祐…ありがとう…。
 けど、お客…。」

客「きゃ!かっこいい!マスター!私も彼女になりたーい!
  素敵ー!」

冷静に男性客に言い放った言葉が、店内の客にまで届き、絶賛されている。
これから、こんな女性陣がお店に増えそうな予感がした。


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