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4+1 刺激的な存在
第13章 すれ違いの末に
「もっと、自分に素直に…っく…
 最初からなっていれば、ツラい思いもさせなくてすんだのに…ごめんな。」

晃聖は、悲しみとやるせなさ、快楽が混じった表情をしている。
私は、たまらなく愛おしくなり、激しく晃聖を求める。

ーちゅ…っくちゅー

「ぁ…っん。晃聖…はぁ……もう…おねがっ!ん!
 そんな…顔しないで…っ!」

「んっ……あんたは…俺を夢中にさせるのが得意だなっ…。
 好きなると言ったものの、俺の方があんたを好きになっていたらしい…っ!!
 おい…そんなに…締め付けるな…っく!」

晃聖の動きが遅くなる。
私は、それを察し激しくするようにせがむ。

「あぁっん!晃聖…おねがい…めちゃくちゃにして…。」

ーぐちゅ!パン!パン!パン!ー

「ああっ!晃聖っ!んんっ!も…ダメ…!!
 イく!イっちゃうっ!んああっ!!」

体を震わせ、肌にしっとりと汗をかく。

「俺と付き合ったら…毎晩大変かもな?」
意地悪な笑みをうかべている。
それは、今の行為の最中言われるものだから、見当がつく。


「………っ!んああっ!!晃聖の…ばか…!」

この人は、私をどれだけ喜ばせたら気が済むのだろう。

「あぁっ!晃っ…んんっ!はぁっ!ん!」

「っく……ん…。」
晃聖が漏らすこの吐息が本当にいやらしい。

「あ…ダメだ…俺も…もぉ…っく!!!」

2人同時に体を震わせ果てた。
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