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第14章 成功の証

ーグイッ！ー

「んっ！！」
私は、先輩の腕の中へすっぽりと収まっていた。

「あー。やっと…終わった。
　まずは、仕事の話。
　プレゼンは…大成功だったよ。俺たちの案で進めていくそうだ。色々仕事頼んだりしたよな…ありがとうな。」

「おめでとうございます！！嬉しいっ！」
先輩を見上げると、久しぶりに近くに感じることができた。

「っ！////お前……んん。」
深いキスをされる。
「んっ……。」
切なげな表情を見せる巧。
「っ…かわいすぎ。俺が相手しなかったせいで、どーにもなってないよな？」
不安なの？
私がどこかへ行ってしまいそうで？

「先輩…だけ…見てますよ。」

頭をコツンとされる。

「ばか。先輩はやめろ。
　次は、お前とのプライベートな話。」

ーひょいっ！ー

「きゃっ！」

お姫様抱っこされ、部屋の中へ入っていく。

ーどさっ！ー

「ねぇ？こないだの話。聞かせてくれない？
　けど…俺、待てないや。」
私の上に乗り、ジリジリとした熱い視線を送ってくる。

「巧…。大好きだよ。」

「っ！////………っ…。」

ーちゅっ…くちゅ…ー

「んんっ！たく…んふぁ…。」

「お前とのキス気持ちいいな。」