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4+1 刺激的な存在
第16章 年の差
惣祐は、柔らかい微笑みを浮かべ私の頬に触れる。

「けど…って…なに…?」

胸が締め付けられて泣きそうになる。

「これから先はもっと、お前のこと好きになっていくよ。
 その責任とってよ?ずっとな。」

「っ!…………!!!!」

何も言葉が出てこない。

「けど、好きとは違うって言われたからなぁー。
 俺少しショック…。……好き?」

あんなに色々と考えてしまったことも、惣祐が好きだからだったんだ。なんで、こんなに必死になっているのに気付かなかったんだろう。

「惣祐…。好きみたい。」

「………はっはっは!
 みたいって…お前らしいな!…ほら。こいよ。」

私を抱きしめていた腕が、私と手を繋ぎ歩き始める。
幸せな気持ちになるが、わたしの中でセフレ疑惑は拭い去れない。

「ね…惣祐…。私たちってまだお互いに何も知らないよね…?」

「お前の身体の良いところなら知ってるけどな?」

ほら。セフレ疑惑を浮上させるような発言。

「違うの。そうじゃなくて…。」

「………。」
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