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4+1 刺激的な存在
第1章 距離が縮まる
ーチャリン チャリンー
入るとマスターが立っている。
個人経営しているお店で、なかなかの穴場バーなのだ。
アジアンテイストな店内が私のお気に入りで、ほのかに、お香の香りもする。
「いらっしゃい!こんばんは!
男つれてんのかー?!今日は、寂しくないな!珍しいなぁー!さあ、席へどうぞ!」
泉 惣祐、ここのバーのマスターだ。いつも明るくて、一人できても寂しくない。ヒゲが似合うなかなかダンディーな人。結婚してないのが不思議なくらい。
「佐藤さん!この人がここのマスターで、惣さん!
んで、こちらが職場の先輩の佐藤さん!」
とりあえず、お互いを紹介。
「初めまして。落ち着いた雰囲気のお店ですね!
すっごく、俺も気に入っちゃいました!
よく、お前が知ってるなー!」
先輩も、気に入ったようだ。
お酒をのみながら、佐藤さんと惣マスターと私で話が弾んでいく。