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4+1 刺激的な存在
第4章 田辺晃聖side
次の日


粗品を手に持ち、部屋を出る。

インターホンを押そうとした瞬間。

ーガチャー

「!」

俺は驚いた。

あんないやらしい声で喘いでいたような女には見えない。
少し興味が湧いた。
純粋そうな女。  

見つめられる俺。

彼女も相当驚いているようだ。

「一昨年引っ越してきた、田辺です。」

冷静を装い、挨拶する。

こいつのこと知りたいかも…。

昨日の出来事を注意するように、伝えた時の彼女の顔。
すげー可愛い。

部屋に一度戻ったが、やはり、雑貨屋を案内してくれと頼み、一緒にいる理由を作る。

時折、彼女は、俺を見ている、
やけに期待してしまう。

俺が春が好きだというと、驚いた顔をしている。
彼女は、春があまり好きではなさそうな、表情。

気まずそうにしている彼女を見ると、髪に桜がついている。

自然に手が伸びる。

「//////!」

恥ずかしがる彼女を前に、イタズラをしたくなった俺は、頬にキスした。

白い肌がほんのりピンク色に染まる。

可愛いすぎる。

どんどん、彼女を知りたいと思ってしまった。
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