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4+1 刺激的な存在
第4章 田辺晃聖side
ーピンポーンー

彼女が出てくることを期待し待つ。

扉の向こうで、彼女はどんな姿になっているのか。


ーガチャー

「はい…。」

潤んだ瞳。
ピンク色に染まるヤらしい顔。


全てが俺の思い通りかもしれない。

そんな期待をしてしまう。


お土産を渡す口実を作り部屋まで連れ出す。
ストラップごとき、手渡しでいいと思う。
あわよくば、知り合い、友達以上の関係になることを望んでいる俺。

本当に、可愛い人だ。
きっと、彼女もドキドキしているんだろう。

俺は、彼女にハーブティーを飲ませる。
彼女を落ち着かせるため。

ドキドキしていた方が恋愛へもっていくには盛り上がるのだが、あえて落ち着かせ、安心した隙間に俺が入り込む作戦だ。

落ち着いたところで、
心拍数が上がることをいう。

「さっき、オナってたでしょ?」

彼女は、驚いたと同時に恥ずかしがるような素振りを見せた。

「////!」


そんな、顔されたら、いじめたくたる。
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