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第6章 求められること

下着の横から、細い指が蜜壺めがけ入ってくる。

「ふぁっ…ん。はぁ…。もっ…と…。」

「すごく濡れてるよ？
　まだ、触ってないのに。焦らされて、感じたの？
　…。それとも…、こないだのこと思い出した？」

少しずつ、言葉で攻められる。

視覚、聴覚、触覚を刺激され、快感に溺れていく。


「あぁ…。はぁん！っうぁあ…。」

ーくちゅっくちゃっー

「んんん！あぁん！ふぁっ…。」

「ここ、感じるの？」

「うっ…ん…っ！気持ち…ぃあぁ！！」

「その顔すげーいい…。もっと、乱れて。」
妖艶な笑みを浮かべる彼。
その、表情にゾクゾクする。

「んぁ…ぁあ！あぁん！ひゃ…っん！」

ーぐちゅぐちゅグチャグチャー

一気にかき回され絶頂が近くなってきた。

「あああー！っ！ああっ！ふっ…んっ！」

「まだ、イかせないよ？」

「ふぁ……。」

一気に刺激がなくなる。

「して欲しいの？
　ちゃんと、お願いして。」

そうだ。彼は、和樹と攻め方が似てる。
気持ちよくしてほしい。

「お願い…。イクまで、触って…くださ…
　んんん！ぁっーあぁあん！はっあ…！」

言葉の途中で彼は、感じるところを無駄なく刺激する。

「んんっ！あぁん！はっ…！
　晃聖っ！イっちゃうよぉ…っ！
　あぁん！ふぁっ…。」

「やっと、名前呼んでくれたな。
　たくさんイきな。」

ービクビクっびくっー

「いぃー！っあーっ！！」

ーちゅっー

「そんな、感じてたら、身体もたないよ？」

そういうと、彼は、指を二本蜜が溢れる秘部へ入れる。

「あー。すげー締まってる…。」

「はっ！ひゃっ…ん！！」