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ジャスミンの芳香~悦楽エステ令嬢~
第2章 触覚の虜囚
俺は、仰向けのままだ。
ベッドで大の字になっている。
楽な姿勢をとった俺の足裏に
スミカが身体を丸めて、手を当ててくる。
……アロマオイルは全身の皮膚に浸透している。
ジャスミンが主成分の芳香は、解放的だ。
爽やかで、その中に仄かな甘味がある。
飽きが来ない。
この香りが疲労回復の助けになっているのだろう。
運動不足の身体だ。
足の疲労はたいしたことは無かろう。
あくまでついでの事として、気楽に頼んだ。
しかし……効いた。
足ツボ。
「むおおっ……!」
いきなり呻いてしまった。
しなやかに、したたかに
女の親指がピンポイントで、食い込む。
痛い、痛い
いたい気持ちいい!たまらない!
また、情けない実況をはじめそうになる……
だが堪えた。
べつにM性感で責められているわけじゃない。
これは所詮、マッサージなのだ。
こんな事でいちいち喜悦するのは、恥だ。
ベッドで大の字になっている。
楽な姿勢をとった俺の足裏に
スミカが身体を丸めて、手を当ててくる。
……アロマオイルは全身の皮膚に浸透している。
ジャスミンが主成分の芳香は、解放的だ。
爽やかで、その中に仄かな甘味がある。
飽きが来ない。
この香りが疲労回復の助けになっているのだろう。
運動不足の身体だ。
足の疲労はたいしたことは無かろう。
あくまでついでの事として、気楽に頼んだ。
しかし……効いた。
足ツボ。
「むおおっ……!」
いきなり呻いてしまった。
しなやかに、したたかに
女の親指がピンポイントで、食い込む。
痛い、痛い
いたい気持ちいい!たまらない!
また、情けない実況をはじめそうになる……
だが堪えた。
べつにM性感で責められているわけじゃない。
これは所詮、マッサージなのだ。
こんな事でいちいち喜悦するのは、恥だ。