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ジャスミンの芳香~悦楽エステ令嬢~
第4章 白い香り
まろやかなカーブと妖しく尖った先端が
ぼろんっとまろび出る。

すぐ握り締めた。

「!ッ……」

スミカの唇がきゅっと、歪む。
吸い付きたくなる。

顔を寄せた。

「もっと知りたい」

顔をさらに寄せる。
でも、自分から触れてはいけない。

キスNGの娘だっている。

”スミカ お前はどうなんだよ”

そんな気持ちで、待つ。

スミカは微かに震えながら
唇を、開いて見せた。
すぐ閉じた。

そしてたっぷりと
間を持たせた。

その仕草。
恥らってるだけじゃない。
スミカなりに、悦んでいる。
俺を許している。

握ったままのバストの先端を
緩やかに こね廻した。

スミカは瞬きひとつせず
視線で 俺を射抜いている。
微かに揺れている。

さらにバストをこね廻す。
ソフトにしたい気持ちもある。
乱暴にしたい気もする。
手つきが カオティックになってしまう。

スミカは無表情を保っていた。
ギリギリまで、そうしていた。

そのあとのキスは
弾けたような勢いがあった。

* * *
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