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ジャスミンの芳香~悦楽エステ令嬢~
第4章 白い香り
ここまで誘惑されたら
後に引くことなど できない。


俺も、もっと若ければ迷わなかっただろう。
迷わず脱がしていた筈だ。

だが悲しいことに
俺は、風俗に染まりすぎていた。
こんなシチュエーションでするべき行為を
カラダが覚えこんでいた。

乱暴に

スミカの腰を両側から抱いた。
既に復活しかかっている勃起を
下腹部へと押し当てていった。

ビキニ水着の布で覆われたままの
柔らかな下腹部。

「!……」

スミカが反応する。
状況を しっかり把握するまで待った。

薄布一枚隔てて
性器と性器を、擦り付けている。

差し出されたヒップを背後から捕らえ
縦(ほしいまま)に嬲れる体位で。

「ああっ……」

スミカは嘆息し、項垂れた。
肘を折り、タイル壁に掴みかかっている。

俺は腰を引き、反動をつけて
打ち付けていった。

「ヤンッ」

一度では止まらない。
二度、三度……律動を始めると
何度でも腰が動く。

「ああっ、イヤア……」

溺れるような嗚咽。
それでも動きは、止めない。
スミカの背後にのしかかる。

「本当にイヤなら 逃げなよ」

背後から 言い放つ。
拒む気があるなら、そうするべきだ。
だから敢えて、遠慮はしない。

今までのやりとりで、スミカの事は判っている。
ただ上品なだけの女じゃない。芯が強い。
底が知れないものを持っている。

腰を更に 派手に打ち付ける。
尻肉にパンッ、パンッとぶつけていく。
そうやってスミカを挑発する。


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