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ジャスミンの芳香~悦楽エステ令嬢~
第4章 白い香り
もしもこの出会いが、風俗ではなく
普通の恋人としての付き合いだったら……
何のためらいも無かったハズだ。

尤(もっと)も 
そんなチャンスがあろうハズも無い。

女っ気など皆無な私生活の中で
スミカみたいな短大生との出会いなどあり得ない。

……きょうび
出会い系サイトでも利用すれば
恋愛のきっかけくらいは、簡単につかめるのだろう。

俺はそんなものには興味が無い。
恋愛ゴッコなど面倒なだけだ。

金を払って風俗嬢のお世話になるのが手っ取り早い。

女を惹き付けるための先行投資や手間暇
無理して高級車に乗ったり
ガラにもない軽薄なトークを覚えたり
そんな事をしてまで恋人が欲しいなんて思わない。

若い頃は、少しは背伸びもしてみた。
ガールフレンドらしきものも作った。
だが、すぐ厭になった。
お互いプライベートを奪い合うような
そんなくだらない将来しか見えなかったからだ。

時間、自由、快楽

風俗で買えるモノは、女だけじゃない。
だから高い料金だって、喜んで払える。

そんな風に考えて、風俗を使ってきた。
そんな風に生きてきた。

それが今、スミカを相手にして動揺している。
半生をかけて固めてきたポリシーが
崩されかかっている。

有り体に言えば
スミカに惚れそうになっている。
これは、まずい。


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