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ジャスミンの芳香~悦楽エステ令嬢~
第5章 SUMIKA
施術台のシーツが
たわわに波打っていた。

蝋燭の灯りとアロマオイルの芳香が
狭い部屋に 儀式めいた彩りを添えていた。

スミカの上体を こちらにたぐり寄せた。
仰向けに寝かせた。

勃起したペニスで
スミカの奥の奥まで貪っても
まだ 充足しきれない。

汗まみれのスミカ
豊かなバストは
仰向けでたわんでいる。

艶やかな乳輪が両外を向いて
奔放なまでに濡れ輝いている。

荒げた呼吸にあわせて上下している。

スミカにのしかかり
甘く絞り上げていく。

興奮しきったままだ。

「ふああっー……ヤンンッ」

夢の中を彷徨うような
スミカの喘ぎ声

その口許につられていくように
顔を覗き込んでいく。

凄艶な表情だ。

整った貌に汗の雫がつたい
照り輝く 頬 額

目元は 朱に染まっていた。
薄暗闇でも明瞭なほど
はれぼったく欲情していた。

普段は涼やかな美貌が
眉根を寄せ 蕩けきっている。

……見ているだけで
更に精力が滾(たぎ)ってくる。

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