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彼依存
第13章 ステージ7



ゆっくりと立ち上がる雅は
いつも座る場所は決まってベッド上
なの に、そこから一人掛けソファに移る。
二人掛けソファには陸が片足を上げ
肘おきに頭を置き横になる。

私は立ち尽くし二人に視線をやる…


お願い
私を可愛がって、と…



「藍ちゃんからの可愛いおねだり
無視できへんなぁ」




爪先から舐めるような視線は
私を逃さない。
見つめられるだけなのに
体は熱く火照り
皮膚に薄っすらと汗が滲む。
湿り気を帯びてくるのは
下着を着けていない割れ目にも…




「体、おかしいの…」



蒸気の籠った声で伝えれば陸が動き出す。
沢山用意してある玩具を机に無造作におき
私の高まる興奮を更に煽ってくる…



「好きなの使っていいんだよ?」



理解できているのに
理解したくない私は
わざとらしく聞き返した。



「どういう事…?」



「熱いの収まらないんだよね?
体が疼いて足りないんだよね?
なら…足りるまで慰めたら?」




慰める…?

私が満足するまで自分で…?




「分かってるんやろ?
藍ちゃんが今から何をせなあかんか」




散らばる玩具を見て
熱い視線を送られて
濡れていく私は
後には引けない位この状況に興奮したの。





「良く見えるように机でしてみせて」




玩具が散らばる机に膝をのせ
躊躇する事なく四つん這いになる。
二人に陰部が丸見えになるように…

それだけで漏れる切ない吐息が
二人の下半身を熱く昂らせる…




「んっ…はぁ…」




「割れ目テカってるんやん
まだ何にもしてへんのにな」




私からは見えないけど
きっと二人は視線を反らす事なく
私の淫らに濡れるそこを見てる…




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