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彼依存
第13章 ステージ7


いつぶりに陸のそれを
手に触れたのか…
見慣れていたはずなのに
以前のような気持ちではいられない。


「り、くっ…早くっ…」


「焦らなくても、俺は藍のだから」



下着に無理矢理抑えられているそれは
苦しそうに先を濡らし待っている。
熱が絡み付き食されるのを…



「前も後も気持ちよくて大変だ
口でも感じるんだからね、藍は…」



「うぐっ、んっ…あっ…あぁっん…ん…」



雅が腰を打ち付ける度に
陸のものが喉へと当たる。
上手く息が出来ないうえに
頭を押さえつけられる…

苦しいのに
それに負けない快楽が私を襲う…



「藍ちゃん、さっきから
漏らしすぎやない?」

若干息があがっているが
まだまだ余裕のある声色で告げてくる。


分かんないの…
自分が何度イって
何度粗相をしたかなんて
もう、自分では分かんないのよ。
苦しいのか、気持ちいのか…
それすら分かってないんだから…



「ひっ、うぅぅ…っ…」



「ほら、藍口離したら駄目だって」



「あ、あぁ…やっ、やぁ…
み、みや…ぁっ…くっ…」




「雅、意地悪も程々にしてやんなきゃ
藍の躰ついていかないから…」




「うぅ、あっ…はぁ…やめ…んんっ」




器用に動く指は
尿道への刺激をはじめていた。
カリカリと穴を刺激されるたびに
止めどなく溢れる液体…
生暖かいそれは太股を伝い流れる。


陸への奉仕など忘れ
何度も首を左右に振り乱す。
汗ばんだ躰に髪が纏わり付き鬱陶し…
でもそんな事気にしていられない
ただただ悲鳴に近い声を漏らし
なんとかこの感覚から抜け出したい…



「ひぐっ、うぁっ…」



ゴリッ、
そんな効果音がピッタリな指の動き。
尿道だけではなく
剥き出しになった淫核へ滑っていく
捕らえた瞬間に潰されたそこは
真っ赤に充血していた…



とどめを刺すかのようなその行動は
快楽なのか苦痛なのか
藍にしか判断できない…





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