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彼依存
第15章 ステージ8
「私はもう出れるんだってば」
なおも駄々っ子のように
服引っ張り地団駄踏んでみせ
催促に催促を重ねる。
「ちゃうて、此方や此方」
スカートの中に忍び込んだ手は
ピンポイントに割れ目をなぞり
隠れた淫核を擦りだす。
潰したり、円を描いたり…
私の反応を楽しみながらジワジワと指先が遊ぶ。
「んぁっ、あ…やだ、雅っ」
「やだってほんま?
俺が触りやすいように足幅広げて
腰揺らしてんのは誰やろな」
「い、じわる…っ…」
腕にしがみ付きされるがまま
雅の手で昼間っから喘いでいる。
下着から染み出た愛液のせいで
グチュグチュ響く水音が厭らしくて
その中身を想像しただけで洪水は止まらない。
「気持ちええの?」
「うっ、あぁ…はぁん、気持ち、いいっ…」
愛液が腿に伝い、パタパタっと床にも
小さな水溜まりを作り出す。
足がカクカク震え出したら後はもう…
「ひっ、うぅ…んっ、い、イッく…っっ」
「藍ちゃん早いわ
俺が全然楽しめんやん」
「はぁ、あ…だっ…て…」
床に座り込み肩で息をし
せっかく着替えたのに服を乱し
下着は汁が滴りもう変えなければいけない。
「ほら、藍ちゃん着替えておいで」
「雅の、ばか…っ」
洗濯機に下着を突っ込み
下肢を拭き下着を履き直すけど
割れ目は湿り気を帯びたままで
淫核はジンジンと熱い。
一回軽くイッただけじゃ足りないよ。
雅ったら中途半端に触って酷い…
私がこれで満足しないって分かってるくせに。
深い溜め息吐き出し
疼く躰を収めるために深呼吸をした。
「藍ちゃん、準備できたん?」
なにも無かったような顔で
準備を済ませた雅はソファで寛いでいて
私の気も知らずに呑気に煙草なんか咥えてる。
「できた」
だからちょっとだけ
無愛想に応えてみたのに
物ともしない辺りが歳上の余裕なのかも…