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彼依存
第15章 ステージ8
「ミキチャン。スタッフルーム暫く使うから
客対応頼むわ何かあれば呼んでや」
「了解っす」
ミキチャンと呼ばれた男の子は
名前に似合わず男前で
金髪が良く似合う人だった。
スタッフルームには段ボールがいくつか積まれ
品名が書かれていた。
それはきっとアダルトグッズで
まだ店内に出してはいない新商品。
「今日は新商品を試したくて」
「試す…?」
「雅pop書くのに嘘書けないみたいでさ
ちょっと協力してやってよ」
「きょ、協力って…」
「大丈夫、気持ちようしたるから
それに藍ちゃんが気に入れば
お持ち帰りするしな」
心配なのはそんな事じゃない。
スタッフさんがいてお客さんもいる…
ドアの向こうには私達以外の人が…
「声我慢しなきゃ、恥ずかしいのは藍だよ」
準備を始める雅はやはり楽しそうに
私の好きな歌を口ずさんでいた。
私はとてもじゃないけど
この状況は楽しめないよ…
なのに、何でよ…
考えただけで湿り気を帯びる下着の中。
ギュッとスカートの裾を握った…
「藍、折角だし楽しもうよ」
掴まれた腕を振り切れる訳ない。
だって疼き出した体は2人にしか
収める事は出来ないんだから…