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彼依存
第15章 ステージ8
「大した振動やないのに
そないこれが気持ちいい?」
部屋のライトを反射させるそれを
指先がピンっと弾く。
同時に背中を反らせ甲高い声が響く。
「ひぃっ、んっ、ぁっ…」
「ほら、藍…声聞こえちゃうよ?」
「んっ、あ…ごめ、っ…なさい」
小刻みに跳ねる体に蕩けるような瞳。
もっと、もっと、乱れさせたいと
雅の指は弾くのを続ける。
「くっ、ふぁっ…あぁ、や…やぁ」
弾かれる度に力が入り
我慢しきれず漏れる声に色が付きだす。
二人には分かっていた筈
もうそろそろ…
「あ、あっ…や…っんん―」
ガクガク痙攣した腿に伝う体液。
下着を履いたまま漏らしてしまう藍は
顔を上げられず醜態を
見つめる事しかできない。
「お漏らししちゃう位いいって
popに書かせてもらうわ」
「は、っ…ん、はぁはぁ…」
外された玩具は鞄にしまわれ
お持ち帰りが決定したようだ。
「こんなに赤く腫らして可哀想に
虐め過ぎた?ごめんやで?」
全く悪びれた表情をせず
紅くなった其処を指の腹で押し潰される。
食い込む指先を押し返すように
硬さを失わない突起。
「優しくしたらんとな」
近づく雅と陸は
ブラウスから飛び出た胸を
片方ずつ下からじわり持ち上げ
その紅くなった先端を
暖かな咥内へと迎え入れた。
左右異なる刺激が藍を翻弄する。
片方は舌先で弾くのに
片方はきつく吸い上げる…
部屋に響く水音が聴覚すらを犯した。
「うっ、あぁ…あっ、も、だめっ
おっぱい変、なっちゃ…うよ」
陸の熱い舌が、雅の唇が…
違った刺激を与え続けた。
どんな玩具よりも二人に触れらるのが
藍の一番の快感でより淫らにさせる。