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彼依存
第15章 ステージ8



「なあ藍ちゃん、忘れてへん?
此処店やから声抑えてな」



意地悪く微笑む雅は
ドアを指指し店内に人がいる事を
私に再認識させた。

分かってる。分かってるんだけど…
下半身に感じる熱に
胸しか触れられないもどかしさ
店内で誰かに聞かれてるかもしれない羞恥
その全てが興奮要素にしかならないの。
分かってたって我慢できないし
我慢しなければと思うほど
より興奮は増一方なんだよ…



「もしかして聞かれたいとか?」



縄で器用に拘束された体に手を伸ばし
首筋、太腿、谷間へと手の平が触れる。
耳元で囁かれ熱を持つ耳朶。
其処を甘噛みされ癒すように舌で触れ
水音を響かせてくる。
侵入してくる舌はねっとりと這い
ダイレクトに音を脳へと届けた。



「っん、んん…ふっぅぁ、ん」



なんとか首を捻り逃げようと試みても
陸の手によって容易く捕まってしまう。
卑猥な音は止まず
ただただ無駄な抵抗をするだけ。
やっと舌が離れた其処は空気が当たり
熱を冷していった。



無駄な抵抗をする度に軋む椅子。
腕や脚の拘束が縄独特の音をさせた。



再び息の上がる藍に
ギャグボールを噛ませアイマスクをつける。
穴から滴る涎は首を伝い谷間へと流れ…



「藍そのまま此処で待ってて
用が終わったらすぐ戻るから」



「んんっ、ん―…」




置いて行かないでと首を振り
何とか言葉にならない声を発するも
そんなの全く無意味で
雅も一緒に出かけると告げられる。



「流石に可哀想やから
これだけしてったるな」



予告なしに胸の突起に痛みが走った。
さっき感じていた痛みと同じ…
カチリ音がしたと思えば振動が始まり
先ほどの快感を思いださせる。



「ほな、イかずに待っててな」




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