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彼依存
第15章 ステージ8



アイマスクを外され光が差し込める。
眩しくて何度かま瞬きさせれば
視界に入ってきたのは
振り乱した髪に、グチャグチャな私。
ガチガチに拘束され、高揚しきった顔の私。



「えっ、あ…」



鏡に映る私は、初めてみる私だった。
こんなにも淫らでいやらしい
間違いなく絶頂を迎えたばかりの私。




「ねえ藍、見てみなよ凄く可愛い」




後ろに立つ彼は乱れた髪を直し
顎を掴まみ鏡を直視させる。




「ほんまやな、可愛くてしゃーない」



痛々しく紅らんだ突起を口に含み
優しく舌で癒してくれる彼。




鏡に映る私は確かに笑っていたの。





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