パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第17章 複雑な関係

「藍ちゃんが幸せなるなら…
それでええねん…
相手がお前でも俺でも
笑ってる顔見れるんならええわ…」


俺が笑わせてやらなあかん
俺が幸せにしたらなあかん
でも藍ちゃんが苦しむんやったら
比べたらええねん…
コイツといたいのか
俺といたいのか
笑顔で幸せに幸せなれる方選んだらええ。


「ただな、分かってるやろうけど
藍ちゃん困らすような事は
絶対あかんからな、ええな？」


「当たり前だろ」


狂ってる。
愛する人にする事ちゃうわ
分かってる…
俺はおかしいねん。

"選べない"なら選んだらええよ

存分に愛した上で
コイツを選ぶんやったら
しゃーないやん…


「笑ってない藍ちゃん見たないねん…」


「あぁ」


苦しめたかった？

泣かせたかった？

悩ませたかった？

どれも違うようで違わない。
俺の為に苦しみ泣き悩むなら
それ程心満たされる事ない。


俺は…

藍ちゃんが苦しみ泣き悩む事を分かって
コイツの話を承諾してる


俺は…

最低だと知りながらも
苦しみ泣き悩む藍ちゃんを浮かべ
心が気持ち良くざわつくの感じた



さぁ、俺しか見れんように
壊したるわ
覚悟しとき藍ちゃん…