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彼依存
第5章 ステージ3
最近はメールばかり…
前までは毎日家に泊まってたのに
来る事もなくなった。
《次合ったら直接》
そう言ったのは陸でしょ?
雅君も顔見せないし…
毎日かかさずに来るメール。
指示に従いながら
何度も絶頂を迎える…
そして目を覚ませば朝…
きっと今日もメールが来て
何してるんだろ私?って
空虚感を味わいながらも
陸の名前を呼びながらイくの…
陸が見ているなら
気付いてほしいの…
私、陸に触られたい…って
力なく手をかけたドアノブは
軽々と開いてしまう。
あれ…今日鍵かけ忘れたかな?
誰も居ない家にポツリとこぼす
「ただいま」
いつもと変わらないはずだったのに
今日は違ったの…
「おかえり」
その一言で私は身体を熱くさせた。
「陸っ…」
「藍いい子にしてたかな?」
「して…た…よ」
「じゃぁ成果見せてくれる?」
手を引かれベッドへと誘導される。
逆らう訳ない…
待っていたんだから…
「先…シャワー浴びたら
駄目かな…?
汗かいちゃって」
「駄目。
やらしい匂い流さないで」
「うん…」