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彼依存
第1章 甘い蜜


「お仕置きするはずが
逆に喜ばせてるかな」



お仕置き?
私彼に対して何かした?

快楽を与えつづけられる身体は
素直に反応して考えたくても
そうはさせなかった。



彼はまだ少し角が残る氷を
腿に滑らし次第に陰部へと近付ける。
薄く生えた茂みに溶けた水が垂れ
割れ目へと伝う。



「んーんっっ…っ…ふ…ぅ…」



再び焦らしながら舌が這いずり回る
私の反応を伺うように。
皮に包まれた蕾が
触れてもらうのを待っている。



「藍はクリ好きなんだもんな
いつもは優しく指でしてるけど
今日からは違うよ」



強引に皮を向かれ
紅く充血した蕾に彼は
氷を押し当てる…



「っっっ…んー…」



こめかみに筋が浮く位
力が入っていたと思う。


「あーあ、また?」


言われなくても分かってる。
私また…
イきながら漏らしちゃった。



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