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彼依存
第6章 ステージ4
どうって事ないじゃない…
たかがクリームじゃ
何も変わらないのね…
今感じているもどかしさは
電車での出来事の余韻で
決してクリームなんかじゃない…
「ねぇ…藍」
「んっ…」
陸の右手が腿に乗せられた。
ただそこに置いているだけ…
なのに手の平から伝わる熱が
とても熱く感じる…
あれ…?
なんで…?
「どうかした?」
「あ、ううん…大丈夫」
触りたい。
疼く、疼いて、もどかしい…
何でこんなにムズムズするの…
さっきまでとは違う刺激が
下半身を熱くたぎらせる。
触らなければ収まらない
この何とも言えない感覚に
溢れっぱなしの蜜…
触って…
分かってるんでしょ…
気持ちよくしてよ…
私を解放して…
もどかしい…
息があがり
何度も収縮を繰り返すそこは
陸からの快楽を待ちわびている…
「藍がお願いできたら
これ以上の快感をあげるからね」
何度も頭の中でリピートされる
陸の言葉は私を翻弄させる。
自ら淫らに求める事ができない…
けど快感を味わいたい…
その繰り返し。
「恥ずかしい事やないんやで
して欲しいの分かってるんやから
素直にゆうてみ」
「わ…私…」
一言言えば済む事。
思うように開かない口。
素直になれない私。
ほら…もう言い訳なんて出来ない。
私が望んだ事なんだから。
否定なんて出来ない。
私は快楽を求めてるんだから。
「さわ…っ…て…ください…」
震える口から発せられたのは
私のして欲しい事。
自ら足を開き陸を誘う
大型モールの駐車場で私は
周りも気にせず濡れたソコを見せた…