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第6章 ｽﾃｰｼﾞ4

《素直になったら…》



また陸の声が頭に響く。
私が素直になれば陸も…



「陸の…欲しい…」



車内の空気が一瞬止まってみえた。
いや陸も雅も息が止まっていた。



《陸の欲しい》
あれ…？この言葉。


えっと…違う…
陸じゃないんだよね…
私誰にこの言葉言ったんだろ…
陸に言ったはずなのに…
陸じゃない…



おかしいな。

私、誰に…




「まだ駄目だな…
それじゃ不合格だよ藍」



目を細め柔らかな笑みを浮かべ
頭上にある両手を離すと
自由になった手に握らされた。



「コレで好きなだけイッて」



未だ熱く刺激を求めるｿｺは
ソレを渡された事でより一層
熱くなり溢れ出す…


男性器の形の玩具は
卑猥な動きと共に
規則正しい機械音を出す。
指なんかより太く長さもある…
ｺﾞﾂﾞｺﾞﾂした作りが凶暴だが
ソレを迎え入れる準備は出来ていた。