この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼依存
第9章 涙痕に




「あかんわ、藍ちゃん
やっぱり早く思い出してや」



眠っている藍の横顔に辛そうな瞳を向け
過去を思い出す雅。
昔のように握られた手は
変わらず小さくて暖かかった。


《思いでは思い出す為にある》なら
早く思い出してくれな悲しいわ…
俺の居場所はここやから
他にはないんよ…



「ほんま…泣くで…」



吐き出された言葉は
外見に似合わずとても弱々しかった。




/191ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ