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彼依存
第10章 ステージ6
「藍が知りたがってる本当の藍を
少しだけ教えてあげようか?」
首筋に指先だけで触れ
片手は背筋をなぞる。
ビクンと胸を突きだし背中を伸ばした…
「お…教えて…んっ、はぁ…」
「こうされて、泣きながら…喜んでたよ」
両手に力が入り首を絞められる。
驚きから息の仕方を忘れ
くぐもった声が漏れた…
「くっ、ぐっ…ぁ…」
それ程力は入ってなかったし
ボディーソープで滑るから
息が止まる程では無かった。
若干息苦しい程度…
「どう?」
「っあ、あ…わか…んない…」
分からない。
首絞められてるのに
何で私こんな表情してるの?
何で私こんなにドキドキしてるの?
それに…
腹部から下半身にかけ
ジンと熱くなってる…
「藍は純粋そうで
何も知らない幼い顔してるけど
身体は痛い事されて喜ぶ子なんだよ」
「ぅ、っ…はぁ、あ…」
「違う?」
「違…っ、わない…」
だって私幸せそうな顔してる。
この感覚も身体が覚えてる。
何より私もっとして欲しいと思ってる…